誰もが一度は経験したことがあると思いますが、昼食後の授業は本当に眠くなるものです。
そのため、午後に授業を担当するときは、なるべく学生が眠くならないように、グループワークを取り入れたり、時には雑談を交えたりしながら授業を進めています。
しかし、先週の授業では、午前中にもかかわらず、見るからに眠そうな学生が目立ちました。
「午後の授業ならまだしも、どうして午前中からそんなに眠いのかな」
そう問いかけてみましたが、学生からの返答はありませんでした。
授業後、その話を教務室でしたところ、私の授業を聴講していた教員から、
「みんなワールドカップの話をしていたので、テレビ観戦で寝不足なのだと思います」
と教えてもらいました。
確かに、オランダ戦は深夜2時からでした。試合を観戦していた学生が眠くなるのも無理はありません。
ワールドカップに出場している自国の代表チームを応援することは、決して悪いことではありません。それでも机に伏せることなく、最後まで授業を受けようとしていた学生たちは、むしろ天晴れです。
何かに夢中になり、寝不足になるほど応援できるのも、若さの特権なのかもしれません。それでも授業には来て、眠気と闘いながら最後まで座っていた学生たちを見て、少し微笑ましく思いました。
時には、そんな日があってもよいのだろうなと思った瞬間でした。
